認知症発症後の平均余命
- 2022.02.12
- 認知症
あなたは、認知症になった方の
『平均余命』をご存じですか?
調査結果はいくつかありますが
5~12年
くらいのようです。
このことは、見方を変えれば
認知症の親に関する
・様々な手続きができなくなる
・銀行口座が凍結される
・家の売却や名義変更ができなくなる
という期間が5~12年以上続く
ということになります。
これだけ時間が経てば
ご両親だけでなく
あなた自身の状況も
変わってくるでしょう。
親が施設に入ることになり…
最初は空き家になった家を
自分が管理していたけれど
だんだん負担になってきた。
最初は介護や施設にかかる費用を
自分が出してきたけれど
だんだん負担が大きくなってきた。
…
…
短期間なら何とかなることも
それが5年、10年となると
どうなるかわかりません。
親には長生きしてもらいたい一方で
それによって起こる様々な出来事に
対処するのが難しくなってくるのです。
認知症は急に症状が進むこともあります。
今なら問題無くできる手続きが
1か月後にはできなくなっている…
普通にあり得ることです。
認知症は(少なくとも現時点では)
進行を遅らせることはできても
回復させることは極めて困難です。
”一線を超えてしまったら”
それまでです。
「どうしてあの時
放置してしまったのか…」
悔やんでも悔やみきれません。
そのような理由から
当サポートオフィスでは
『ご両親に認知症の疑いがあるのなら
今すぐに動き出す』
ことを強くお勧めしています。
あなたが
「うちはまだ大丈夫」
と先延ばしにされていないか
とても心配しています。