残置物あり、管理費滞納のマンションでも売却成功

ご相談内容

ご両親がマンションをお持ちで、お二人で住んでおられましたが、お父様が認知症を発症され、お母様もご高齢のため施設へ入所。マンションは空き家になりました。空き家になっても毎月の管理費が発生しており滞納している状態なので、売却をしたいとお考えでした。不動産会社に相談したところ、所有者が認知症の場合は成年後見人を立てた方が良いと言われ、当サポートオフィスにご相談くださいました。

 

解決を困難にしている要因

①お父様に行為能力(*)があるのか?
*契約などの法律行為を単独で確定的に有効に行うことができる能力

②不動産はそのままでの売却が難しい状態

売却するにあたって、滞納している管理費は全て支払わなければなりません。また、室内には電化製品や日用品がそのままになっており、こちらも事前に撤去・処分する必要があります。しかし、ご相談者様はお仕事がご多忙で片付けもままならないとのことでした。

 

結果

当社および司法書士との面談でお父様に行為能力があることが確認でき、弟様からも売却に賛成であることが確認できたため、当サポートオフィスで買い取らせていただきました(ご相談から約3か月後)。

滞納していた管理費については、サポートオフィスが代理で管理会社と交渉し、売却後に売却代金の中からお支払いすることをご了承頂きました。残置物についてはサポートオフィスのほうで処分することで、ご相談者様に費用が発生することはございませんでした。

このように、当サポートオフィスでは、不動産がどのような状態であっても、できるだけご相談者様のご負担にならないようご支援をさせていただきます。